世界のクロサワ　生誕100年2010/4/15

Category：Diary

やっと、春らしくなってきましたね。
暖かく、過ごし易い春が好きな営業部　Sです。

先日、北野　武が、フランスの文化省から、コマンドール勲章を
もらいましたね。日本人が世界に認めてもらった事は、とても喜ばしいです。

数日前、ふと新聞に目を通すと『映画界の巨匠　黒澤　明　生誕100年』の記事が掲載されていました。
（亡くなっている人の歳を数え続けるというのも変ですが。。。）
黒澤　明監督は文化人で世界的に認められた事では、パイオニアかもしれません。
G・ルーカス、S・スピルバーグに多大なる影響を与えた事でも有名ですよね。

僕は、映画が好きなのですが、中でも、黒澤映画には、かなりの影響を受けました。

小学校　高学年の時に、映画館でリバイバルの「七人の侍」を見ました。
子どもながらに、すごい衝撃を受けた事を覚えています。
（正直、その後、何回見たかわかりません）

ちなみに、舞台となる村落は、場所によって、実際は違う所で撮影されているんです。
それを感じさせないところがすごい。
また、映画に登場する個性が強い侍達。（俳優達？）
このキャスティングも、黒澤映画 魅力の一つ。

僕は、中でも、宮口　精二 演じる「久蔵」が好きです。
己の剣のみを信じ、ストイックに生きる男像はまさに「武士の中の武士」ですね。
死に方もかっこいい。

この作品は、西部劇「荒野の七人」でリメイクされました。
（これはこれで、当時の若手ハリウッドスター共演で名作です）

日本人宇宙飛行士が、世の中を賑わす、今。
文化的・科学的な事ができるのも、世の中が平和であるが故。
日本も、もっと世界に誇れる人が出て来て欲しいと願う今日この頃です。