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辻井伸行とマザー・テレサ。2010/2/16
Category:Private
最近テレビを見ていて心に残った2人である。
辻井伸行は1988年東京に生まれる。
1998年10歳でピアニストとして鮮烈なデビューを飾り
2009年、20歳でヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝する。
ご両親のお喜びはいかばかりであったろうかと、涙が出そうになった。
彼は全盲である。
ショパン・コンクールと双璧をなす、ピアニストの登竜門とされるこのコンクールで
日本人初の快挙。
ヴァン・クライバーンも彼を「奇跡だ」と評した。
彼の手はとてもきれいで白く、やさしい。
その彼の手から生み出される、きよらかな音色や力強い演奏。
技術だけでは到底創り出すことのできない表現力に
神様から与えられた才能だけではない
彼にそそがれるご両親のあふれんばかりの愛を感じる。
今年、生誕100年のマザー・テレサ。
彼女の行った活動や残した数々の言葉に
あらためて彼女の愛の深さを思い知らされる。
今、私の心の内を彼女に話す機会があったなら
彼女はなんとメッセージしてくれるのだろうか。