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龍馬ブームにあやかって20102010/1/08
Category:Private
この大人気(?)エーワンブログをいつもご覧いただいてるごくわずかな、エーワンブログファンの皆さま、明けましておめでとうございます。エーワン社員一同、本年も精進してまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます!
そんなわけで、記念すべき2010年第一発目の担当はこのワタシ、
前回「朝ドラ」について熱く語っていた、営業部E.O.でございます。
今年の目標は、肌荒れを治すこと。
前回の最後に、「次回は昼ドラについて語る」と宣言しておりましたが、なにせサラリーマンは必然的に昼ドラ観ることなどできず、最近の昼ドラ事情をあまりにも把握していないため、テーマを変えちゃうことにします。(ちなみに、オススメは「牡丹と薔薇」と「レッド」です。劇おもしろいです。)
突然ですが、最近では巷は「龍馬」ブームですね。右向けば龍馬、左向けば龍馬、といった感じ。
大河ドラマは言うまでもなく、昨年末に終わった大人気ドラマ「JIN~仁~」でも、内野さんがいい味だしてました。なぜか龍馬は日本人に大人気。かの有名な「龍馬がゆく」を読んだことがない私でも、粗方理解しています。でも、そうはいっても歴史上の偉人は数多くいるわけで、そこまで興味はなかったんですが、世の中の動きにより、否応無しにNHKの龍馬特集番組をいくつか観るはめになったわけですが、改めて、やっぱり坂本龍馬ってすごいんだ・・・!!!
と思ったのでした。
龍馬はお茶目で、人の心を掴むのが最高に上手く、間も絶妙で、まるで「一流芸人」のような人だったそう。
お姉さんに宛てた手紙には、下ネタ連発。山登りの報告の手紙では、なんとイラスト解説付。
ポイントにイ・ロ・ハと打ってあり、イの地点ではこんなことがあった、ロの地点では・・・といった風に、いわゆる昔の人の、ねずみが走ったような読めない文字だらけの手紙の概念が崩されて、衝撃を受けたのでした。
さらに「龍馬流デート術」というのもあって、下関に滞在していたころ、夜になって突然妻のお龍さんを外に連れ出し、小舟で巌流島まで渡りました。誰もいないその無人島に着くなり置き去りにされ、しばらくしてやっと戻ったかと思うとなんと、夜空に打ち上げ花火が!仕込みに行ってたんですねぇ。こんな所に女独り取り残して、なんて男だとムカついていたのに、こんな演出されっちゃったら、女ならメロッといってしまうのでしょうね。
そんな頃、海の向こうの本土の方では、遠くで爆発があったと大騒ぎになったんですが、もちろんしらばっくれたそうです(笑)
やり手だな、龍馬。
「朝帰りの言い訳ソング」というものあります。
明け方になっても帰らない夫を、大激怒で待ち構えていたお龍さんのもとに、ほろ酔いの龍馬さん帰宅。怒りのオーラを察した彼は、とっさに側にあった三味線を手に、「言い訳」を歌詞にして即興ソングを歌い出したそうです。その出来があまりに素晴らしかったため、起こる気も失せ、最後には楽しく手拍子しちゃったりして。まんまとはめられている感じですが、険悪な空気を自分のペースに持っていくことって、実は指南の技ですよね。
勉強はせず、学問の成績はあまり良くなかったそうですが、人付き合いのなかで生きて行くうえで、この人はとても頭が良かったんだとわかりました。そりゃ、歴史に残る大偉人。当然といえば当然ですが。
なんだかこんな龍馬さんの人物像をみていると、もし龍馬が現代に生きていて、芸人でも政治家でもなく、普通にサラリーマンになっていたとしたら、きっと広告マンだったんじゃないかなぁ、と思うんです。湯水のように溢れるアイデア、茶目っ気のセンス、プレゼン上手、その場の空気を読んで自分のペースに持っていき、さらに人の心を掴む技量。この要素が全て兼ね備わっていれば、最強の広告マンになれるはず。ある意味ファン作りをしていく広告という仕事には、この要素が絶対的に必要だよな、なんて思ったりしました。
龍馬さんのように卓越した人のようになるのは至難の業ですが、少しずつでも近づきたいな。
と、思ったお正月でした。
では。