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「熊本地震・大分地震」から4ケ月経った 「熊本・湯布院・日田」を訪れて2016/8/16
1.熊本
夏季休暇に熊本にある嫁方のお墓参りへ。
震度7が襲った「熊本地震」から約4ヶ月が経ったいまもまだ余震が続いています。
お墓参りに行った前日も震度3と4の余震がありました。
高速を降り市街地に向かう窓からは地震による被害で閉店になった飲食店や物販店、
シートに覆われ修復中の建物が目に入ってきました。
嫁方のお墓は墓誌が落ちただけで被害が少なかったのですが、
まわりの墓石は見るも無残に倒れお寺の壁も崩れ落ちていて地震の大きさに唖然とします。
熊本地震当時は毎日のように報道されていた熊本城は
いま城内のほとんどが立入禁止になっていますがエリア外からは見ることができます。
損傷の大きさは目の当たりにすると「うわ?っ!」「え?っ!」とかの言葉にしかなりません。
修復に10年?20年かかると言われてますが納得できます。
本格的に再建が始まると工事のシートで覆われ熊本城を見ることができなくなるはずです。
損傷しているとは云へ熊本城が見れるのは今だけかも知れません。
大地震を耐え凌いだ日本三名城の一つ「熊本城」をしっかりと見ていて欲しいものです。
2.湯布院
熊本から4日後に湯布院へ行ってきました。
湯布院も4月16日に震度6弱の大きな揺れに見舞われましたが
熊本に比べるとあまりにも私たちに入ってくる情報量が少なくて
観光客で賑わっている湯の坪街道などは凄い被害になっていると勝手に想像していましたが
訪れてみると、そんなに大きな被害ではなかったように感じました。
宿泊施設の方やお店の方に訪ねてみても
「物が落ちたりの被害はあったが3日後からは平常営業をしている」という声が多く聞かれました。
3.日田(豆田町)
湯布院の帰りに日田の小京都、豆田町に立寄ってみました。
日田は日本の最高気温になる町でテレビのニュースなどでもよく紹介されますが
この日も39度!とにかく暑い!汗が吹き出てきます。
お店の方がバケツを持って石畳や道路に打ち水をしてある姿は豆田町によく似合うものです。
自分の小さい頃の光景が懐かしく思い出されました。
4.まとめ
湯布院、日田の豆田町も日頃は観光客で賑あっている町です。
しかし「風評被害の方が問題だ」とお店の方々は話されました。
国内や海外からの観光客のキャンセルは大打撃です。
湯布院の湯の坪街道は「ここは日本だよね?」と疑うほど
聴こえてくる道行く人の会話が外国語であることに驚くのですが
今回はほとんど聞こえてこないほど海外からの観光客が減少していました。
日田の豆田町は観光客がまばらで気温39度の強い太陽の陽射しだけが
白壁や道路をやけに眩しく照らしていました。
まだ余震が続くなかで軽々しくは言えないのですが、
少しでも手助けしたいと思うならまず観光に行くことがイチバンであることを実感しました。
(これはあくまでも私見です・・・T.Kでした)
「ガンバレ!くまもと・おおいた」