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美術館のススメ!「ベルリン国立美術館展」に行ってきました。2012/12/03
こんにちは。企画部のS.Nです。
今回は美術館についてお話をさせていただきます。
私は小学校の頃から絵画が大好きで、
大人になった今、日帰りで県外に飛び出すくらいの熱いエネルギーを持っております。
そんな美術館好きな人も、あまり美術館に足を運ばない人も、
「行きたい!」と思わせる作品が九州国立博物館で展示中です。
もう観に行かれた方も多いかもしれませんが、
ご存知、日本初公開のフェルメールの「真珠の首飾りの少女」です。
この「ベルリン国立美術館展」の国内巡回は東京と福岡のみらしいので、
少しでも興味がある方は行かれてみてはいかがでしょうか?
フェルメールとは?
フェルメールは17世紀オランダの画家で、織物と宿屋と画商の仕事をしていた家に生まれ、
他の画家と比べると豊な生活をしていたとも言われています。
その証拠に、稀少なラピスラズリの絵の具を使って絵を書いています。
フェルメールの絵の特徴は、明瞭な色調や空間構成が非常に上手いことだと思います。
写実性に富んだ作品は、17世紀オランダ絵画界でも、高い評価を受けていました。
フェルメールの作品を観るために、今もなお多くの人が美術館に足を運ぶのも納得です。
オススメの時間帯は?
経験に基づく私の独断と偏見ですが、
オススメする時間帯は、開館同時、もしくは閉館間際です。
開館同時に行くと年配の方が多くいらっしゃる傾向があります。
年配の方はゆっくり作品を観て回るので、一見混雑しているようですが、
大体の方が入口から近い絵を順番に観て回るため、
実は1部屋(1空間)の中でも、全然混雑していない場所が沢山あります。
効率よくじっくり観たいなら、是非開館同時に人がいない作品から順にじっくり観ることをオススメします!
割り込みで観るのはマナー違反ですが、空いている作品から観て廻るのはOKなんですよ。
また、閉館間際の1時間前もおすすめです。お買物をしようとするとちょっとバタバタとしますが、
閉館時間が近づくにつれて、人の流れがスムーズなのでおすすめです。
ポイントとしては、閉館30分前くらいになると館内アナウンスが流れるため、
焦ってすぐに出てしまわれる方もいらっしゃいます。
チャンスですよ!
残り10分をお買物時間に当てると考えても、残り20分間はゆっくり観て問題ないんです。
美術館攻略の秘策です。
オススメの日は?
大きな美術展の場合は、避けたいのが公開初日とTV放映があった週、あとは終了間際になると混雑します。
行くなら公開1~2週間後。
TV放映の日程が分かるならそれよりも前の日。
長期間の美術展なら中だるみする時期もありますので、
公式SNSなどを確認して混雑状況を予測して行くのがオススメです。
「ベルリン国立美術館展」の魅力とは?
だいぶ脱線してしまいましたが、「ベルリン国立美術館展」の魅力は絵画だけではない!です。
正直なところ、絵画好きの私としては、展示数が少なくて少し物足りなかったのですが、
彫刻に興味がある方や好きな方は面白いと思います。
普段あまり美術館に行かない方なら、彫刻や絵画などを観て自分が好きなジャンルを知るのにもいいかもしれません。
絵画はフェルメールばかりスポットが当たっていますが、
同じくオランダの画家「レンブラント」の絵も是非じっくりと観ていただきたいと思います。
「光の魔術師」とも言われるレンブラントの作品は、
絵画技法や解剖学の知識が盛り込まれた作品で、人を惹き付ける力があると思っています。
(ちなみに、私はフェルメールも好きですがレンブラントの方がもっと好みです。)
最後に。
福岡にはいい美術館が沢山ありますよ。
もう日本に巡回しない美術品も沢山あると思います。
二度と会えないかもしれない作品を観に、美術館や博物館に足を運んでみてはいかがでしょうか?
ほんの少しだけ、感性を刺激してくれる出会いがあるかもしれませんよ♪