株式会社エーワン

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なつかしい日2012/9/03

Category:Other

福岡県嘉麻市某所にいってきました。

いけば行くほど映画「サマーウォーズ」の舞台のようなのどかな風景が広がります。

「うわ~初めて来たのに何この懐かしい感じ!」なんて行きの車中で盛り上がり、

着いたところで見つけた町看板のコピー、

『ふるさとよりなつかしい』ですって。

あまりの言い得て妙に「ご自分の町のことをよくわかってらっしゃるのな」と大いに感服。

さて、そんなのどかな所まで何をしに来たのかというと、

これです。

ここ嘉麻市にある織田廣喜美術館で、

あのガンダムのデザインをつくった男、大河原邦男先生の展示会をやっているのですね。

タイムボカンシリーズを観て育ち、ガンプラに夢中になった思い出が、僕ら世代なら誰しもあるわけで、

今回、そんな少年時代のときめきを取り戻そうと遥々やってきたのです。

そんな訳でさっそく美術館へ直行。

で、肝心の中の様子は(当たり前ですが)撮影不可だったため、お伝えできる写真が無いというオチ。

レポートしますと、ポスターカラーで描かれたロボットアニメのイラストがダーッと展示してありまして、

これがポスターカラーってここまで表現できるのか!と素直に感動しちゃうレベル。

原寸大のザクのトマホークが会場の真ん中に刺さってました。でかいです。

原寸大のヤッターワンの鼻もありました。なんで鼻?

「現実に形にしようと思えば可能なデザインしかしない」という邦男先生のメカデザインは、

そのリアルな世界感が大きな魅力なのはもちろん、人気アニメになって商品化するとき、開発しやすいようにという

大人な事情の方のリアルまで計算されており、「デザインする」ことについての勉強にもなりました。

唯一惜しむべきは一緒に来た妻と娘のハマってない感。

完全に退屈しており、娘が飽きて愚図りだしたので来てまだ早々で泣く泣く撤収。

その後公園的なところで弁当食べて遊んで、そっちのが滞在時間的に全然メインになっちゃうという始末。

ふるさとよりなつかしい町で、なつかしい少年時代に帰る。

『少年時代』を過ごしていない女の子には、確かに伝わりにくいのかも。

結果、遥々遠くまでピクニックをしに行ってきた人、CR部Kでした。