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「S君」の不思議2012/7/23
先月いっぱいで制作部の「S君」が退職しました。
退職していく人のことをブログに書いくのは初めてだなって思いつつ何となく書きだしてみた。
なかなか面白い人物だったし、書き出せば面白くなるかな？くらいのノリですが・・・。
彼は2006年の9月（多分）～2012年の6月まで、デザイナーとして在籍していました。
見た目は、年齢のわりには若く見える。でも、若くてフレッシュ！という感じではなく、ただ若く見える。
良くも悪くもそんな感じなんです。
彼にはお決まりのフレーズがありました。「自分には大好きな“3S”がある」と。
「仕事」、「サッカー」、「酒」。この3つが彼の言う「3S」なのです。
はじめに「酒」。
彼は鹿児島出身だからだと思いますが、とにかく「芋焼酎」が大好きで、
いつも水を飲んでいるかのようなペースでグラスを空にしていく。見てて気持ちいいくらいに。
だからといって酔って気が大きくなるわけでもなく、愚痴やましては人の悪口など一切言わない。
ただただハイペースで酒を体内に流しこみ、そして・・・・ふと気づくとその場で静かに夢の世界へ旅立ってしまう。
それからはテコでも動かない。そう、すごく迷惑な奴なのです。
「酒」のエピソードは他にもつきませんが、本人のプライバシー関わるのであまり語れませんが、
面白エピソード満載でした。でも僕はそんな彼と酒を飲むのが好きでした。
次にサッカー。彼はサガン鳥栖の大ファン。
サッカーのことは良く知らないので、彼の気持ちはあまり理解できませんでしたが、
生活の一部なんだって見て取れるほどの熱中ぶりでした。
今期はようやく（J1）に昇格し、何だか前より元気になった感じでした。
最後に「仕事」。
入社した時は、モジモジしててハッキリ意見が言えない感じでしたが、ジワジワと自信をつけ、
気づけばなくてはならない存在に成長していました。
仕事が好きと言い切るだけあって、相当の努力をしたんだと思います。
今まで取れなかったプレゼンも彼が担当になった途端、連続で勝ち取り、
社内ではまるで縁起物のようになったくらいです。
とにかくコツコツと努力し、人に好かれるそんな人物でした。
2012年7月、彼はその大好きな仕事を新しいステージへ移しました。
これからどんな風になろうとしているのかは、正直僕には分かりません。
ただ一歩先に進む決意をしたのは確かです。
共に頑張ってきた仲間がいなくなるのは寂しいですが、何か勇気をもらったのも事実です。
最後に、S君は不思議な人物です。多分ひと目みただけでは彼の良さは分かりません。
目立つ存在ではないけれど、いつのまにか会話の中心にいました。
ちょっとナヨナヨしてて少し気持ち悪いですが・・・・
いや、結構気持ち悪い・・・・いや、かなり気持ち・・・・・・・のやさしい人物でした。
頑張れS。負けるなS。
S君、自分のロゴマークなど、C.I、V.I計画のご用命は株式会社エーワンまで。
制作部 I でした。
