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家族キャンプ2011/9/09
どうもこんにちは。
息子が自分に向かって「ねぇ、おかあさん!」と
ついつい呼び間違えてしまうことが、時々ありましたが
先日「ねぇ、○○くん」とついに同級生と呼び間違えられるという
父親不在感を目の当たりにした出来事があった制作Odです。
今日はOd家恒例の「家族キャンプ」のお話しです。
実は数年前から、毎年家族4人で各地にキャンプに行っています。
と言っても毎年1回程度、しかも今年で3回目。
自前のテントもタープも持っておらず、毎度レンタルして終わる程
度なので
まだまだビギナーの域を越えていません。
初めて行ったキャンプは4年前でした。
初心者ですし、当時は子どもも小さかったので
備え付けのかまどもある「ファミリーサイト」と呼ばれる
家族限定の場所にしました。
天気も良く、ロケーションもよく、最高のキャンプ日和でしたが
初めてなので余計な荷物も多く、1泊しかしないのに「遭難し
ても何日かしのげるレベル」の食材の多さ。
調子に乗ってごっついアウトドアチェアも買ってしまい、汗だくを
越えてひからびてしまうくらい
坂道のさらに上にあるサイトと駐車場までを何往復もするはめに
なってしまいました。
この作業で大半のエネルギーを消耗した上で、次に初めてのテント
設営です。
それこそ出来上がりのイメージが想像できず、やっとの思いで組み
立てたものの
「図解の絵柄と実際のものがどう見ても違う」構造に。
「このはみ出たポールを折れば、ちょうどよくなる」
「紐がかなりの長さで余ってしまう」
借り物なので、ポールを折るわけにもいかず、紐を切るわけにもいかず
何度か立て直し、やっとの思いでテントを組み立てたら、もう夕暮
れ時。今度は夕食の準備です。
火を起こし、食材を焼き始めたらまたやることが多く
「火が強い」「火が弱い」「火が強い」「火が弱い」を繰り返し
「肉が上手く焼けないが、野菜が炭になっている」
「ガンガン火起こしてるのに、米がおかゆ状態」
「火あげすぎて、今度は炭が足りない」
「氷が溶けてついにビールが常温に」
もう19時くらいの段階で、かなりの労働と極度の緊張で疲れ果て
キャンプを楽しむより「テントで早く眠りたい」衝動にかられるの
を振り切り
睡魔と戦いながら、深夜まで常温ビールを飲み続けて一日が終わり
ました。
翌朝、今度は寒くて目が覚めてしまいました。
9月半ばだったのですが、朝晩の冷え込みが始まりもうすでに「寒
い」。寒いから火を起こしました。
日が昇り始めると同時に、朝食づくりにとりかかったのですが、またもや
「米ってこんなにも上手く炊けないものなのか」と格闘すること
2時間あまり。
いや、今だから言えるのです。
「米は薪で炊きましょう」
何の知識もなく、炭で米を炊くのはかなりヘビーです。
忙しく朝食を終えたら、今度は撤収に向けて全力投球。
最後の力を振り絞り、どうにかこうにか我が家の初キャンプを終え
ました。
でも、いろいろ大変だった分、今思うと、とても楽しい想い出です。
あれから毎年回数を重ねるたびに、キャンプ用品も少しずつ増えていき
前回の反省を踏まえ、少しは要領がわかるようになり、
今年のキャンプは
「米がかなり上手く炊けた!」
「ガスのランタンが一発でついた!」
「米が炊ける時間」と「肉・その他食材準備」が同時にできた!
など、過去に比べると一番出来がよかったです。
まだまだ半人前もいいとこですが
家族で楽しくキャンプできる年がこれからも続くといいなと思って
います。
「いつか息子たちが嫁さんでも連れて、みんなで来れたら楽しいや
ろな」と
嫁と二人で話した今年のキャンプでした。
制作Od