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HEROESを見てみた2009/1/06
Category:Other
今年の正月は曜日の配置がよく、我らがエーワンでは2008年12月28日から明けて
2009年1月4日までの<社会復帰に時間のかかる>巨大連休となった。
ちなみに今年は、手帳の高橋がCMを行っているように
5月のゴールデンウィークと同等の休みが9月にシルバーウィークとして存在する。
ビバ国民の休日である。
さて、そんな巨大連休にこれまで旅日記を書き綴ってきたDS部Aも残念ながら今年はどこにも行けなかった。
行けなかったどころか、家からほとんど出なかった。実家にすら帰っていない。
ウチの息子(親ばかではあるが、ふとしたときに”綾瀬はるか”に似ている長男。いやぁカワイイ!!)が
病気をしていて外に出れなかったのだ。
そんな中、今はやりの「海外ドラマ」にはまってみた。
見たのは「HEROES」。
マシオカ演ずるヒロの「ヤッター!」や田村恵里子の出演で結構有名になった。
「特殊能力に目覚めた普通じゃない人が普通に悩む」という話だが、
謎やエピソードのつくりがうまく、毎回ドキドキさせられて、次へ!次へ!とやめられない。
ネタばれするので内容にまで言及しないが見たこと無い人はオススメだ。
(ちなみに、エピソード2までDVDが出ていて11巻+6巻、全34話。アメリカではエピソード3が進行中)
で、前フリが長かったが今回は「HEROES」で見たアメリカにおけるコンテンツ産業について。
1.NISSAN
劇中広告が進んでいるように見えた。
主要人物「ヒロ」が移動に使うのはNISSANティーダ。
「ヒロ」が「ティーダ」って言葉にすることから始まり、ロゴから入るカットがあるなど、
TVCMに変わる新しい広告の方法を存分に使っていた。
2.リスク
僕はこの「HEROES」しか見ていないが「24」などはシーズン6に突入。とにかく人気が廃れるまでやり続ける。「ビバリーヒルズ青春白書」なんかは、主人公が変わっても続いていた。
これまでのアメリカのドラマは、ストーリーが1話完結のサザエさん方式だったのに、人気のドラマはストーリー型の方式をとっている。とことんまでやるアメリカで、ストーリーの質を維持させつついつ終わるかわからない話を作るのはかなり難しいと思う。
実際マシオカがこの”リスク”が話を面白くしていると、とある雑誌で言っていた。
ちなみに、制作コストもハンパじゃない。1話作るのに150万ドルらしい。
3.マーケティング
これは別の話になるが、ハリウッド版「鉄腕アトム」で、どんな顔が受けるのか?
というアンケートを取って、日本のスタッフともめていた。
鉄腕アトムは、疑いようも無くあの顔が鉄腕アトムだと思うのだが・・・
これらで「ビジネス」の捉え方が全然違うなと感じた。
リスクを背負い、クライアントをとらえ、ただ、マーケティングを忘れずに闇雲に行うのではない。
当然、直感でヒットしたり、日本に合う合わないだってあるので一概に言えないが、
コンテンツを売りにしている我がエーワンとしても考えるべきところは多いんじゃないかと、
外に出られず悶々としながら考えてみた。
にしても、シーズン3が気になる。。
株式会社エーワン DS部 K.A